入札の仕組み
手信号による競りを解説します
鐘が鳴ってからマグロが落札されるまでの数秒間に、実際に何が起きているのか。
マグロ競りツアーを予約する ↗競りの概要
| ステップ | その意味 |
|---|---|
| 鐘 | 競りの開始を告げる |
| 下見 | 鐘が鳴る前に、買い手はすでに尾の切り身を確認済み |
| 手信号 | 買い手は指を弾いて入札を伝える。素早く、静かに |
| 落札 | 最も高い信号を出した者が、わずか数秒でその魚を手にする |
鐘が鳴る前に
買い手たちは事前に列を歩き、マグロ一尾ずつの尾の断面を確認しながら、色合い、脂ののり、身質を見極めます。だからこそ、競りにかけられる魚にはあらかじめ小さな楔形の切り込みが入っているのです。
鐘が合図するもの
手鐘が一巡の始まりを告げ、その瞬間から競りは一気に加速します。
手の動きを読む
買い手たちは「手印(てじるし)」と呼ばれる手信号の体系を使い、場内に声を張り上げることなく値をつけていきます。慣れない目には、ほとんど何も起きていないように映ります。
なぜこれほど速いのか
朝のトラックが出発するまでに、何百尾ものマグロが次々と持ち主を変えていかなければなりません。だから一巡ごとに、儀式ではなくスピードを優先した進行になっています。
ここでガイドが果たす役割
朝のこの時間こそ、ガイドの真価が発揮される場面です。手信号をリアルタイムで通訳するので、目の前で起きた出来事の意味を、ほんの一秒後には理解できます。
見学のベストポジション
限定開放の下層デッキでは、床レベルのがらす越しに、競りの最も近くで見学できます。上層デッキからは、場内各所で同時に進む複数の競りをより広い視野で見渡せます。